日々是口述170(R6 ・08・30) 

五・六・七 十号台風吹き荒(すさ)び 日本列島 糺(ただ)禊(みそ)がる 

 言霊、数霊は同義と言われる。五・六・七をミロクと読む。十をかみ・神と読む。 

今回日本列島を襲った台風の番号である。偶然とは思えない。 

 ミロクは弥勒菩薩で、現世を変革しなければならないという終末論の中で、弥勒様が人類救済のために、天上界から(56億7千万年に)下生されるという信仰がある。 

 また、今度の過去最強といわれる台風が、十(かみ)号台風という呼び方も偶然とは思えないのだ。 

 神仏、先祖を敬(うやま)わない、否、その存在までも否定する日本人がいるという日本国。かつての美しい精神性の高い、祖国を敬い、親孝行を誇り、兄弟姉妹を愛した日本人が、少なくなっているという現在の日本国。 

  

 その立て直しをされるというのが、大古から大自然を守られてきた日本の神々であろう。今こそ日本人類に厳しい試練、禊を与えて、精神性を立て直されようとされる、神の御慈愛なのだと考える。正に弥勒下生、救世主神の出現である。 

 

 世界を救うのは日本であると昔から言われているが、高く美しい精神性をもった日本人だからこそ、世界を救うことが可能なのである。その人類の救世をするための日本人類の本来の精神性を再生させるための、この度の台風と考えれば、感謝こそすれ恨む対象ではない。 

 

 汚れ穢れた大地を清める地震・台風・自然災害と度々書いて来た。 

故にその大地を、事前に浄化・清めようというのが、浄化の書であり、会員諸氏の書かれる光の書である。 

 その光の書を書かれる会員諸氏の一人でも多くなることを、心から祈念してやまない日々である。 

勿論、日本人である自分自身も他人事ではなく、心から反省しつつ、大地と神々へ赦しを請い、お詫びと、生かされていることへの感謝の祈りを日々に捧げている。 

 

また、この度被害を受けられた方々には、心からのお見舞いを申し上げる。 

                         

                           光輝書法会 山本光輝