日々是口述156(R5・10・19)

地球とは 常なる進化 次元超え 全ての命 ともに開花を

 

この地球は常に進化を続けていると言われ、それが宇宙の法則であるという。

ならば生命を頂いている我々人間も、宇宙の進化に遅れずに成長していくことが、日々の精進努力ということになるのではないだろうか。

 

人間の1細胞内に刻みこまれた30億といわれる遺伝子情報の最奥の原点は、「人は神の子であることだ」とあるセミナーで、出任せで言ってしまった。聖書に「人は神に似せて創った」とされることが理由だが、然しいつもの三省の想いもあり、帰りの電車の中から尊敬するH医学博士に問い合わせたところ、「それは素晴らしい。これから私も患者さんにこの話をします」とのお答えを頂いたのだった。

この遺伝子情報の真偽の程は、専門の遺伝子学の先生にお任せすることにして、人はこの三次元に命を頂いていることの意味は、人生を通して魂の進化向上にあると言われている。それは人類に与えられた命には、宇宙地球の進化と同調し共振していく運命が、遺伝子情報にも刻まれているのではないだろうか。その情報にスイッチが入らなければ自分の天命・使命も分からぬまま、あの世に帰幽すると言われるのだ。

「世に生を得るは 事を為すあり」という言葉を坂本竜馬が32年の短い生涯に残している。

 

合気道開祖・植芝盛平翁の教えは「人がまだ分からずにいる、その人の天命・使命を、稽古を通して引き出してやるのが、合気道人じゃ」と言われていた。

今、私どもがお伝えしている「いろはひふみ合気呼吸書法」は、呼吸書法を通して合気道の真理を伝えつつ、武道的健康書法として、人に与えられた天命使命の遺伝子情報にスイッチ・オンすることをお伝えしているのだ。

 

武道的健康法とは何か。合気道の究極は「神人合一・自人合一」と謂れ、神と一体になること、自然と一体になること、と説かれている。植芝開祖のごとく、超人ともなれば無敵であろうが、我々凡人ではとてもピストルの弾はよけてはくれない。そこで、ともかく魂を清め、心の波動を高めて、害をなそうとするものと共鳴・共振しない波長を発する人になる。そして、敵がいなくなる武道の究極を、会得する書法であるとお伝えしている。

 

これからは宇宙地球の波動が高まり、進化も急速に進む時代と言われる時、地球の波動と共鳴を起こすためにも「波動芸術」という先駆けとして、会員諸氏とともに日々精進をして参りたいと願っている。

 

感謝・感動・歓喜・∞               光輝書法会 山本光輝