日々是口述153(R5・8・4)
許すこと 与えることを 愛という 世の最大の エネルギーなり
152号にも書かせて頂いたが「荒れてすさみし、飢える心を救うは、愛の光のみ。愛の言霊、惜しみなく、渇きし心に降り注げ」(神から人へ。ひふみともこ啓示集)
この啓示はまさにいろは・ひふみ祝詞を奏上することであり、吾が呼吸書法会の存在を意味していることに気付くのだ。
「荒れてすさみし、飢える心を救うは、愛の光のみ」とは光の書のご指名であり、我々の今日まで「知らしめ広しめ」てきたことが、愛の言霊、いろはひふみに対する、ありがたい御啓示のお言葉ではないだろうか。
言葉を正すとは、嘘偽りのない心をもって発する日常における言葉の意味であり、自らを清廉潔白のごとく、人に良く見せようとする偽り装う言葉も、これからは正されることになっていくのであろう。ただ自分の心に素直に正直に話すことが、天に受け入れられることと思う。
「愛の光と愛の言霊を降り注がせよ」とは、光の書と、呼吸とともに発していく「いろは・ひふみ」の言霊を降り注ぐことであることを思った時、これまでの奇跡的な出来事をもって、我々に示されて来られた実証を思うのである。
今後はますます奇跡と思われるような現象をもって、世の中に示されていかれるであろう。
人にはいろいろな性格があり、その人に良かれと思って言った言葉が、逆の意味にとられ、不愉快にさせてしまった、というようなことはよくあることだ。
言葉とは本当に不思議な力があり、ある一言が人を生かしたり、時には不幸にしたりする。
今、社会現象として、政治も経済界も教育界も、偽りのことが次々に明るみに出されて行くことを思った時、「コトハノメノ神」の御出現とそのお言葉が心に響く。
「これからは私が(世界、日本を)護る」。言葉を正せ、の御神示はますますそのお力が示されていくことになろう。
人を許すことほどの大きな愛はない、という言葉があるが、これが世界中の人々に広がったら、戦争は直ちに終止符を打つ。人を許すとはこれほどに大きな「愛」の心なのであろうと思う。
言霊の力は偉大である。知らぬ間に四十数年を経てきた呼吸書法が、世に「いろはひふみ」の言霊を発しながら、環境を浄め、人心を浄め、霊界までも浄めてきたことの事実は、吾が会員の、天と地に対する無償の奉仕であり、ご恩返しではないだろうか。
感謝、感動、歓喜。 合掌。
山本光輝